横浜開港記念日とは、文字通り横浜市が国際貿易港として開港となった6月2日の事で、横浜市のみで適用される記念日です。
この日は、横浜市の小中学校は休みとなります。
そして横浜開港記念日を祝うイベントとして、臨港パークで「横浜開港祭」というのが催されます。
目玉イベントは、最終日の最後の時間帯に行われる花火大会です。
正確に言うと「ビームスペクタクルinハーバー」というイベント名です。
今年2016年の横浜開港祭は、6月1日(水)及び6月2日(木)の2日間に渡って開催されるので、6月2日の夜に行われる事になります。
公式サイトによると、この花火大会のスケジュールは6月2日(木)の19:20 ~ 20:00 の間で、打ち上げ場所は臨港パークから沖に少し離れた場所です。
そんな横浜開港記念日花火大会の意外な穴場スポットに迫ってみます。
穴場スポット1「市場交差点」
私が考える花火大会の穴場スポットとは、打ち上げ場所から多少離れていて「お祭り感」が無くてもいいので混雑しないで、かつ花火がよく見えるという事です。
その条件を満たすのが「市場」交差点です。
場所は、下図の「穴場1」になります。
国道15号(第1京浜)「中央市場入口」交差点から海方面へ入ると「市場」交差点へとたどりつきます。
打ち上げ場所へは直線距離で500m無い位なので十分近く、大規模な神奈川新聞花火大会でさえそれほど混みません。
もっともそれには理由がありまして、市場交差点からは東にも西にも進入禁止ですので。
なので臨港パークで横浜開港祭を楽しんでいて、いざ花火大会になったら「臨港パーク入口」交差点から川を渡って市場交差点へ向かうという技は使えません。
みなとみらい大橋からぐるっと回る必要があります。
穴場スポット2「瑞穂橋」
東神奈川駅や仲木戸駅からひたすら海方向へ行った所にある「瑞穂橋」がもうひとつの穴場スポットです。
個人的にはこちらの穴場スポットがよりおすすめです。
花火の打ち上げ場所まで直線距離で約1kmちょっとありますが、それでも花火を十分大きく見る事ができます。
何よりこの場所の良い所は、花火が筒(?)から発射される瞬間から見る事ができるのです。
私のように、花火は地面から発射される瞬間から見えてナンボと思っている者からすれば、これが何よりのアドバンテージになります。
花火玉が打ちあがった瞬間から爆発するまでの火の玉をずっと目で追う事ができます。
花火の一生をずっと見守り続けられるのが嬉しい。
墨田川花火大会のような、ビルの合間から爆発したのだけを見るのとはわけが違います。
なるべく海よりに行った方がより良く見えるのですが、在日米軍施設があるので瑞穂橋より先は進入禁止です。
でもこの瑞穂橋の位置でも十分よく見る事ができるので問題ありません。
この場所は神奈川新聞花火大会でさえ十分にすいているので、花火を見る事が目的の方には一番おすすめです。
祭りを楽しむのではなく花火を見るのが目的
今回紹介した2点の穴場スポットは、祭りの雰囲気を楽しみたい方にはあまり価値が無いかもしれません。
それゆえ様々な穴場スポット紹介サイトでも取り上げられなかったのでしょう。
ただある程度年齢がいって、そういったお祭りの喧騒はもういいやという落ち着いた気持ちの方には、自信をもって薦められます。
6月2日の横浜開港記念日、そして横浜開港祭が今までよりもより盛り上がる事を期待します。