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高橋朱里のAKB48選抜総選挙2017スピーチ全文。順位は11位

2017年AKB48選抜総選挙の第11位は、得票数42663票でAKB48チーム4の高橋朱里(たかはしじゅり)という結果でした。

初選抜入りを果たした昨年2016年は、ドラマ・舞台・ミュージカルと女優としてステップアップし、その才能を開花させました。
チーム4の若きキャプテンで、次期総監督とも言われファンやメンバーからも信頼される存在であり熱いハートの持ち主は、昨年の15位という順位からアップし、また一つ過去の自分を乗り越えたのです。

深夜のAKB冠番組では、達者な話術で場を盛り上げる高橋朱里ゆえにどのようなスピーチをするかが注目されます。
そんな高橋のスピーチ全文を紹介します。

高橋朱里の総選挙2017年スピーチ全文

中継をご覧の皆さん初めまして。
AKB48チーム4、19歳の高橋朱里です。

本日は沢山の応援、本当にありがとうございました。
(深々と頭を下げる)

私は去年のこの選抜総選挙で初めて選抜に入って、15位という順位をファンの皆さんからいただいてから、その年末のAKB紅白総選挙では圏外という結果を出してしまいました。

その時にはこうやって、またこの壇上で選抜としてスピーチができるとは、想像もしていなかったです。
本当に皆さんのおかげです。

客席からフューチャーガールズから呼ばれるメンバーを見ていて悔しくて涙を流すメンバーとか、きっとファンのみんなと一緒に悔しかったり嬉しかったり、喜んでいるメンバーがいる中で、アンダーガールズをそこまで上げてくれたファンのみなさんが複雑な気持ちになってしまうメンバーを見て、それまでに流していたメンバーの涙の気持ちを考えると、本当に胸が痛いです。

私は去年年末に凄くファンの皆さんをがっかりさせてしまって、でも本当に辛かったり本当に悔しかったり、そういう時に初めて本気で大事なものを見つける事ができるとこのグループで知りました。

そして、悔しかったその時間は自分の糧になっていると、その後自分自身が知る事ができる、それがAKB48グループだと思っています。

ファンの皆さんに伝えたい事は、私はファンの皆さんに悔し涙を流させてしまったり、結構そういう事が多くて凄い申し訳ないんですけど、私がこのAKB48のメンバーの一員としての存在意義を見つける事ができなくて辛くなっている時、ファンの方が「朱里ちゃんがこのAKB48グループに必要という事を僕たち、私達が証明するよ」って言ってくれたから、私は今ここでうれし涙を流せています。

だから、たまに有料モバイルメールで結構ファン人にメールを送っちゃったりするんですけど、その回数を今年はちゃんとちょっとずつ減らせるようにしたいと思います。

AKB48のメンバーに投票してくださった全てのファンの皆さんの期待に応えれるように頑張りたいと思います。

今AKB48から姉妹グループやその他のグループに推し変(おしへん)してしまっているファンの人達には後悔させてみせます、という風には思っていないんですけど、皆が一周回ってまたAKB48に戻ってきた時にAKB48が輝いている存在であるように精進したいと思います。

皆さん今日は応援してくれて、本当にありがとうございました。

ファンの皆さんが本当に大好きです。
ありがとうございました。

フワッとしたスピーチとは一味違う

高橋朱里がバラエティーで見せる理路整然とした流暢なトークとは違い、少し文節がおかしかったりするスピーチ全文でしたが、それだけこの11位という結果が嬉しかったのでしょう。
深々と下げた頭を元に戻した時にはもう涙声だったことからも、それが伺えるというものです。

そしてスピーチ中の

アンダーガールズをそこまで上げてくれたファンのみなさんが複雑な気持ちになってしまうメンバーを見て、それまでに流していたメンバーの涙の気持ちを考えると、本当に胸が痛いです

というコメントは、今回の選抜総選挙では20歳の須藤凜々花が結婚発表をした事を指しているのだと思います。

応援してくれて自分を押し上げてくれたファンの前で結婚発表をするという行為に対し、ある種の批判とも言える発言ととらえることができます。

この発言によって高橋朱里自身が批判される可能性もあるのですが、そのリスクよりもファンの皆さんに対する不貞行為を撲滅しようとするこの発言は、非常に有意義なものだったのではないでしょうか。

高橋朱里は伊達に次期総監督との声が高いわけではないのです。

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