「毎度おさわがせします3」や「相棒」へ出演した女優の高樹沙耶(たかぎさや)は、2008年6月からは心機一転本名の益戸育江(ますどいくえ)で活動されています。
ある事が原因で2012年10月に仕事を失う形で芸能界を引退した後は、自らの手で石垣島の森を開拓して宿泊施設を建設した事が2016年10月7日の「爆報!THEフライデー」にて放送されましたので、現在の高樹沙耶の素晴らしい生活を紹介します。
ブログで大麻を推進する発言を行い干される
高樹沙耶は2011年にブログで
「電気・ガスといった人間が造りだし、かつ地球を酷使するエネルギーに依存せずに生活する」
と、アースキーパーとしての生活を送る事を宣言しました。
それから1年が経った2012年7月に、ブログで
この度大麻草検証委員会の幹事となり、自然回帰活動とともに、この事を多くの方に知っていただたきたく活動に参加することを表明いたします。
と大麻の合法化を訴える活動を宣言しました。
この発言は波紋を呼ぶどころか大バッシングを受け、大麻女優とまで揶揄され、冒頭で述べたように2012年10月に仕事を失う形で芸能界を引退したのです。
もっとも、この発言には高樹本人の確固たる信念があるのです。
高樹沙耶「逮捕されたら番組がパー」との陰口が辛かったと爆報フライデーで語る
をご覧くださいませ。
引退後は石垣島に移住したのですが、直後の11月に女性自身にて
「石垣島で大麻草推進委員会の代表であり、大麻取締法改正を目指す活動家M氏と事実婚状態で、地元では夫婦として知られている」
と報道されたのです。
現在は4人の男性との共同生活
「爆報!THEフライデー」では、2012年に1000万円で購入した質素かつ飾り気の無い簡素な自宅で、58歳のそのM氏と一緒に住む姿が紹介されました。
いえ、M氏だけではなく合計4人の男性と一つ屋根の下で共同生活を行い、つまり男4女1状態だったのです。
M氏は狭心症の治療
男性4人の内の1人目のM氏は高樹沙耶とは昔からの付き合いで、狭心症の治療のために温かい石垣島に来たところ、そのまま居付いてしまったのです。
東京にいる家族はその事を了解済みで「事実婚とは何ですか?」と語りました。
K氏は世界を放浪
2人目は26歳の若さのKさん。
世界を放浪している中で石垣島にたどり着いたのです。
W氏は建設関係の技術者
3人目は41歳の男性で、元建設関係の技術者です。
平山誠参議院議員
4人目の64歳の男性は
「3年前の選挙で帯状疱疹が出て、神経痛が残ったんです。」
と語りました。
この方は3年前まで参議院議員だった平山誠氏です。
帯状疱疹の治療のため温かい石垣島に来て、そのまま居付いたのでした。
恋愛感情は全くない
恋愛感情は出ないかというスタッフの質問に対しM氏は
「皆そう言うんだけど、この歳になったら面倒くさい、はっきり言って」
と返し、高樹沙耶と共に大笑いします。
男性4人共、高樹の生き方に共感し共に生活をしているだけだったのです。
5人は午前7時30分に起床し、朝はコーヒーだけ。
料理担当の高樹が、朝市で購入した食材で昼食を作り、5人でテーブルを囲み昼食をとるのでした。
石垣島で理想郷を造る
昼食後は軽トラックを走らせること10分、とある場所へ到着します。
そこは森林を開拓し、運動場くらいの平坦地に仕上げたもので、まるで社(やしろ)のような建物もありました。
高樹は「虹の豆 浮世離れ」という宿泊施設だと紹介しました。
大麻女優と言われ2012年に石垣島へたどり着いた高樹は全財産をはたいて、このジャングルだった1500坪の土地を購入し、たった1人で開墾してこの施設を作り始めたのです。
ナタを持ち小さい枝を切り取り、邪魔な大きな木は間引き、土木機械を操作して建物の土台を固めたのでした。
はじめは自然と共存できる場所を1人で作り始めたのでしたが、現在同居中の4人の男性をはじめ高樹の理念に賛同した仲間達が増え、自分達の力だけで3年をかけてこの施設を完成させたのでした。
前述のM氏は土木技術者で、その知識が大きな力になったのです。
おそらく元建設関係技術者のW氏の知識も役立ったことでしょう。
合計で300トンにもなる岩を手で積み上げて作成した水路には、綺麗な環境にしか住まないメダカも生息しています。
この高樹の理想が詰まった施設の利用料は、施設全部を借り切って1泊3万円くらいで、宿泊は5人まで可能です。
現在は月に10組ほどが宿泊し、その30万円の売り上げは5人の生活費となっているのです。
地元の方にも認められる
当初は大麻女優として敬遠していた地元の方も、石を積んだり砂を一輪車で運んでいる高樹の姿を見たりする事により、世間が思っているのとは全然違う事を知り、今では立派な仲間に加えられたのです。
高樹は現在この施設で同居人と共に、電動ノコギリを使ったり力仕事をしたりと懸命に働く日々を送っています。
若い頃にドラマで活躍し六本木を闊歩していた頃の価値観とは全く違う生活を送る高樹沙耶ですが、現在の姿のほうがはるか生き生きしているのは、語らずともその晴れ晴れとした表情から分かるのでした。