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須田亜香里の総選挙2016スピーチ全文から自分への意見を受け入れる思慮深さがよく分かる

第8回AKB48選抜総選挙が終了し、SKE48の注目株・須田亜香里(すだあかり)さんは過去最高の7位という順位を手にしました。

2014年に行われた第6回総選挙では、そのあまりに長いスピーチゆえに徳光和夫さんに途中でシャットアウトされてしまった須田亜香里ですが、今年2016年は約4分にまとめてちょうどよい時間でしたので、スピーチ全文を紹介します。

徳光和夫からの牽制?

松井珠理奈とハグしてからスピーチ場に立った須田に対し、徳光から
「自分の気持ちを是非まとめてください。」
と、暗に長いスピーチにならないようにという注意とも取れる言葉がかけられました。

須田亜香里の総選挙2016スピーチ全文

SKE48チームEリーダー、須田亜香里と申します。

今日までに投票してくださって私をこのステージにまた立つ事を許してくださった全ての方へ、本当に心から感謝しております。
ありがとうございます。

去年の選抜総選挙で、おととしいただいた10位からランクダウンして18位になって号泣してお見苦しい姿をお見せして本当にすいませんでした。

今日泣かずにいられているのは、決して結果がよかったからではありません。
この1年で本当に大切なものに気づかせていただけたからだと思います。

今まで私は結果が全てだと思って生きてきました。
今まで選抜総選挙でもランクアップする毎に自分の居場所がSKEの中にできて、ファンの方が喜んでくれるのを見ていたから、結果で得たものは結果で全て失うって思ってました。

だからお恥ずかしながら、去年は全てが終わったって思ってました。

でも本当は大事なのは表面上の結果じゃなくて、その中にどれだけの方の気持ちが入っているかなんだなって、それまでにどれだけ自分が1人1人の方と気持ちを通わせる事ができたかという事が1番大事なんだなと気付きました。

だからこの7位という順位は票数も含めて倍の嬉しさがあります。

そして私がこの順位で呼ばれているのを見て、何でって思っている方もいると思います。

速報で5位をいただいた時に、自分の名前で検索をしてみました。
そしたら「なぜ人気?」と出てきました。

確かに私よりかわいい子も沢山いるし、キラキラしている人も一杯います。
だから私もどうしてここまで来れたのか自分でも分からなかったけど、それはきっと私が人気とかそういうのじゃないんだなと思います。

ここまで私の事を内側まで見てくれた方が出会ってくれたり見つけてくれたりしたからなんだなって思います。

一つのシングルを(7位という)このポジションで歌わせていただくことになると思うんですけど、どうかなんでこの子が前なんだろうって言わないでください。

もちろん言っていただいて構いませんし「なんで?」って思われた分だけ、私は見た目以上に中身を皆さんに信頼していただいているんだなという事に自信を持てると思うので、言っていただいても構いませんが順位に食われる事なく、しっかりとここに立っている幸せをかみ締めたいと思います。

ありがとうございました。

須田亜香里の向上心

須田亜香里さんは自分自分に対し、かわいくないといった多少のコンプレックスをお持ちのように見られ、そしてそれを前面に出す事によって笑いを得たりしています。

でも髪の毛をショートにし、ますますかわいくなったのに、そういった奥ゆかしさをお持ちなところが、男性からの人気の源なのでしょう。
来年の総選挙ではさらなるジャンプアップも期待できるかもしれません。

改めてスピーチ全文を見直してみると、他のメンバーとは一線を画すその内容の濃さに感心させられます。

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