ラジオパーソナリティーとして活躍中の坂上みき(さかじょうみき)さんが初めて妊娠されたのは、何と53歳だったのです。
1959年2月15日生まれの坂上みきさんは2012年7月17日のブログ記事で「ご報告」と題し、妊娠中という事を報告したのでした。
まさに超高齢妊娠です。
おそらく子供さんのためだと思いますが、自然妊娠なのか自身の卵子を使用した体外受精なのか、はたまた卵子提供なのかは明かしていないのですが、間違いなく卵子提供だと思われます。
その理由は日本記録を大幅に更新しているからです。
日本の体外受精記録は46歳
坂上みきが妊娠を発表した直後に発売された女性自身の記事中で、産婦人科医の方が
自身の卵子を使用した体外受精の日本最高齢記録は46歳ですので、おそらく卵子提供を受けて妊娠したのだと思います。
と語りました。
体外受精でさえ46歳が記録ですので、自然妊娠の記録となるともっと年齢は若くなるでしょう。
仮に自然妊娠の日本記録を43歳と仮定すると、53歳の坂上さんは10歳も記録更新している事になり、まずありえないのです。
海外で体外受精したと知人が語る
そして同時期に出版された「女性セブン2012年8月2日号」では、坂上みきの知人が
海外で体外受精したと聞きました。
もう妊娠7ヶ月になるそうです。
と語りました。
これらから、おそらく海外で卵子提供を受けて子供を授かったのだと思われます。
卵子の老化が自然妊娠率の低下の原因
ではなぜ高齢になると、自然妊娠はもちろん体外受精でも妊娠率が下がるのでしょうか。
それには卵子の老化という問題があります。
2012年にNHKで放送された「クローズアップ現代」にて
「産みたいのに産めない ~”卵子老化”の衝撃~」
と題された放送があり、卵子の老化が不妊の大いなる原因だという事がクローズアップされたのでした。
その時期から卵子の老化に対する情報が整理され始め、卵子が老化すると
- なかなか成熟した卵子が排卵されない
- 卵子の透明体(殻のこと)が硬くなる
- 染色体異常の卵子が増加する
といった事が判明したのでした。
つまり、なかなか妊娠に結びつく卵子が排卵されず、硬いゆえに受精しづらく受精しても卵割がうまくいかず、よしんば着床しても染色体異常の影響を受けやすい。
と、女性にとっては踏んだり蹴ったりの現実が突きつけられ、女子力アップで早く結婚・出産する事が重要なのだと改めて思い知らされたのです。