ハードゲイことレイザーラモンHG(本名:住谷正樹)の嫁さんといえば、タレントとして活躍していた住谷杏奈(すみたにあんな)さんです。
レイザーラモンHGは、2005年頃に南海キャンディーズやオリエンタルラジオと同時期に大ブレイクし「フォー」は流行語大賞にもノミネートされました。
年間233本もの番組に出演し最高月収1200万円の圧倒的な経済力を誇ったHGは、当時付き合っていた鈴木杏奈に男らしくプロポーズし2006年8月8日に結婚となったのです。
その後ブームが去るにつれテレビ出演が激減し、自身の大怪我によって月収7000円にまで転落。
しかしその窮地を妻である住谷杏奈がとある事をヒントに乗り越え、最高年商5億円のセレブ生活を復活させる事に成功したのです。
その方法とは、石鹸を開発・販売する仕事だという事が、2016年9月13日放送の「解決!ナイナイアンザーSP」にてVTR放映されたので紹介します。
レギュラー番組の終了
多忙を極めたレイザーラモンHGは、仕事以外の事の全てを嫁さんに任せていました。
そんなHGに、レギュラー番組の終了という暗雲が立ち込めたのです。
結果、月に平均20本のテレビ番組が週に1本程に激減したのです。
子供が産まれたばかりの嫁さんは不安感を抱いたのですが、当時のHGは営業1本で100万円が入ってくる事もあったので
「営業だけでこんなに儲かるなら、もうテレビ出なくていいや」
と、全く危機感がなかったのです。
実際プロレス興行の「ハッスル」でも活躍していましたし、危機感が無いのも無理はないでしょう。
しかし好事魔多し、2009年7月にそのハッスルの試合中に、左足かかとを粉砕骨折するという大怪我を負ってしまったのです。
8ヶ月は歩けないと診断されたHGは「どうしよう」とこの世の終わりみたいな言葉を発し、非常に落ち込んだ日々を過ごしたのです。
ただしこれは営業中の事故なので、保険による保障があるものと思っていたのですが、それは無理との事だったのです。
奥さんは「そういうものなんだ、誰も助けてくれないんだ」と納得したのです。
そして入院して3ヶ月が経った頃には月収は7千円にまで落ち込んだのです。
結果、高級マンションから安い家賃の物件へ引っ越す事になったのでした。
手当たり次第に仕事を頼む妻
そんな窮地を脱しようと、住谷杏奈は知り合いをはじめ、企業のホームページを調べて手当たり次第に電話をかけ、仕事を得ようとしたのです。
しかし芸能界を引退した後は専業主婦をしていた住谷杏奈には、すぐに見つかるような仕事はなかったのです。
そんな杏奈がストレス発散のために始めたのがブログで、HGは入院中で見る事はできないので、当時の焦りや迷走ぶりを赤裸々につづったのです。
最初の頃は、1日の訪問者が0の日もありました。
そしてマタニティドレスやベビー服のデザイン等、ノウハウを全く持っていない状態ながら手を出し売り込んだのですが、採用してくれるところはどこもなかったのです。
石鹸ビジネスを思いつく
そんなある日入院中のHGの体を、アロマを染み込ませたタオルで拭いていました。
その時HGの口から
お風呂に入っていないのにいい匂いがしていいよね。
でもタオルで拭くだけだと病室が感想していたカサカサになるんだよね。
との言葉が出たのです。
その言葉をヒントに、アロマの香りを持ちつつ保湿ができる石鹸の研究を開始したのです。
ブログには
何個も何個もサンプルを作って試しました。
石鹸以外のサンプルを入れたら、80種類以上!
1日何回顔を洗ったことか
と、苦労ぶりが記述されているのです。
石鹸の商品化が決定
紆余曲折の末に完成した石鹸を電話で売り込むと
住谷杏奈さんですか?
ブログいつも見てます。
と、電話の相手が、住谷杏奈の悪戦苦闘ぶりを綴っていたブログをチェックしてくれていたのです。
杏奈の奮闘する姿を支持する女性が急増して、いつしか人気ブログになっていたのでした。
こうして石鹸の商品化が決定したのです。
この段階で初めて石鹸が商品化される事をHGに伝えた杏奈は、商品のパッケージデザインをHGに依頼します。
卓越した画力を持つHGの力を活用し、さらに地震を取り戻してくれたらという、杏奈の気遣いだったのです。
2人で一緒に危機を乗り越えた事を感じたかったのです。
1日に6000個を売り上げる
それから3ヶ月が経ち、いよいよ運命の販売の日が来ました。
パソコンでリアルタイムで確認すると、どんどんと売り上げがあがっていたのでした。
1秒に10個売れた瞬間もあり、初日で6000個が完売となったのです。
この成功をきっかけに杏奈は、飲料や服飾といった様々な商品を次々とプロデュースし、最高年商5億円にまでなったのです。
今では、息子と娘の一家4人で幸せなセレブ生活を送っているのです。
かといって闇雲に高級品を購入するのではなく、7年前の2009年のドン底生活の経験からいつお金が無くなっても大丈夫なように、抑えるところは抑えた家計を心がけてらっしゃるのです。
このような話を聞くと住谷杏奈はバリバリのウーマンと想像してしまいますが、実はとってもお茶目です。
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