乙武洋匡(おとたけひろただ)さんの嫁さんである仁美夫人。
後述する性格のためメディアには全く露出しない主義ですが、乙武洋匡さんと結婚するくらいですから凄く変わっていて、凄く素敵な方です。
これまた後述する理由により、早稲田大学4年生の時に急遽乙武氏との結婚話が持ち上がりました。
その時乙武さんは
僕はトイレに行っても自分で何も出来ないから毎回拭いてもらわないと駄目なんだよ。
それでも大丈夫?
と確認すると
私、犬を飼った事があるから大丈夫
と、受け入れてくれたのです。
犬を室内飼いしている方なら分かるでしょうが、おトイレをした後は処理をして、さらに犬のお尻を拭かなくてはなりません。
手間のかかる乙武さんを、これまた手間のかかる犬に例えてプロポーズを受け入れる辺り、本当に素敵な方です。
嫁さんとの出会いは早稲田大学
時は1997年、乙武洋匡さんが早稲田大学2年の21歳の時、同じく早稲田大学の1年後輩だった18歳の仁美さんと出会い、交際を始めたのです。
乙武さんは早稲田大学政治経済学部に、惜しくも1浪してから合格しました。
対して仁美さんは神奈川県の県立高校を卒業後、ストレートで同大学法学部に入学します。
嫁さんは人付き合いが苦手な引き篭もり系
乙武氏いわく、嫁さんの事を
もともとは引き篭もりで、1週間分の食料を一気に買い込んで家から出たくない様な人。
性格が暗く、自分に自信が無く、さらに僕に興味が無いという、僕が好きになる条件の3拍子が揃っている。
結婚当初子供がいない時期は昼過ぎまで寝ている事が多く、僕は餓死しかけた
と語っています。
まあ、これは旦那の立場から謙遜して多少ユーモアをふまえての発言だと思います。
乙武さんの関係者が実際に奥さんと会ったところ
茶髪で目がぱっちりとしてて、色白で可愛らしい雰囲気。
とてもよく笑う明るい人
との事です。
決して性格は暗くはなさそうですね。
自分に自信が無く思慮深い性格のエピソード
ただ、自分に自信が無いという根拠となるエピソードはあります。
仁美さんの大学卒業日である2001年3月25日、2人は結婚しました。
ただ、結婚式は挙げなかったのです。
理由は
3時間も自分が主人公になり、人から注目されるなんて耐えられない。
似合ってもいない私のウエディングドレス姿を見て
「綺麗」
「似合ってる」
といった、歯の浮くお世辞を言うでしょうから、想像するだけで絶対にやりたくない。
と乙武洋匡氏の著書「自分を愛する力」で紹介されています。
法学部に入った理由
乙武さんが著書で述べているのですが、仁美さんは小さい頃から人付き合いが苦手だったのです。
私の様な人間が誰かと結婚して暮らすなんて考えられない。
一人で長い人生を生きて行くのだから、しっかりとした収入を得られる仕事に就こう
という考えをお持ちだったのです。
それで早稲田大学の法学部へ入学し、司法試験の勉強に励んでいたのです。
しっかりとした人生プランを若い頃からお持ちだったのです。
結婚が急に決まった理由
交際3年半が経過した頃、乙武さんのお父様が肝臓ガンで余命いくばくもないという宣告をされました。
それで結婚した姿を見せたいと思ったのでしょうか、急遽結婚を決めたのです。
乙武さんから見て嫁さんは理想の人でした。
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