乙武洋匡(おとたけひろただ)さんの嫁さんである乙武仁美さんが、旦那の不倫問題で発表した謝罪コメントに対する違和感を世間は感じている事でしょう。
私が知る限り、嫁さんからのコメントは2回ありました。
1回目は3月24日の週刊新潮の不倫報道を受け、当日乙武氏のウェブサイトで、自らも謝罪コメントを発表した事。
そのコメントは下記の様になります。
2回目は3月28日に発売された日刊スポーツにて
「2人で話し合って門限時刻を決め、22時を超えるなら事務所で泊まる様なルールにした」
と乙武氏の知人が語った事です。
いずれも本人が直接話したわけではありません。。
3月31日発売の「週刊文春2016年4月7日号」では、乙武仁美さんからのメールによって、言葉足らずだった謝罪コメントに対して誤解されている方に対して真実が語られたのでした。
週刊文春の取材申し込みに対し、メールで返信
嫁さんが謝罪コメントを発表するに至った経緯を知るべく、取材を申し込んだ週刊文春に対し、仁美さんからメールで返信がありました。
私ども夫婦の問題で世間をお騒がせして申し訳ございません。
何度もご丁寧なお手紙をいただきありがとうございました。私達2人には色々問題があり、昨年から長い時間をかけて話し合いをしており、夫婦で乗り越えようとしていた矢先の報道でした。
言いたい事は色々あるのですが、私が取材を受ける事はできません。
申し訳ございません。ただ私が発表した謝罪コメントが言葉足らずだったたために誤解されている方もいらっしゃるので、そこだけは説明させてください。
ドアの開け閉めさえ出来ない旦那との結婚生活は楽なものではない
多くの方は乙武がひとりで色々できると思われている様ですが、そんな事はありません。
彼は一種一級障がい者です。22歳で結婚した時、乙武と暮らす事の難しさを理解してたはずですが、ドアの開閉も自分でできない彼との生活は決して楽ではありませんでした。
大丈夫です。
世間の方々は、乙武さんがひとりでは何もできない事を理解していますよ。
むしろ奥さんの偉大さに感服している事でしょう。
何せ乙武洋匡氏の「一種一級障がい」というのは障がいのレベルの中でも一番重いのですから。
子供ができてからは子育てに追われて心身ともに疲れきっており、主人の世話から開放される時間が欲しいと思ったのは事実でした。
おそらく主人の世話が1番大変だったでしょうから、そのために心身ともに疲れきったのでしょう。
何せ「体重38kg」もある大きな子供の世話もしなければなりませんので。
乙武事務所関係者によれば、仁美さんは子育てに関して自身の両親の手も、乙武氏の母親の手も借りず1人で頑張ったのです。
乙武氏の父親は結婚1ヶ月半後に亡くなっています。
そのために結婚を急いだという背景もあったのです。
夜遅くなったら事務所に泊まって
子供は朝が早いので、午後10時を過ぎる様だったらスタッフのいる事務所に泊まってとお願いしたのは私の方です。
3月28日の日刊スポーツでは、2人で22時の門限を取り決めたという事でしたが、奥さんの方からお願いしたというのが判明したのでした。
しかし結果的にその事務所へ愛人を引っ張り込む事になったのです。
自分にも原因があると反省
主人がとった行動は社会的にも私にとっても許されるものではありません。
しかしそうさせてしまった原因の一端は私にもあり、反省しております。夫婦で話し合い反省し、もう1度やりなおす事を決めました。
と、客観的に見て自分にも非があるとおっしゃっています。
これからの事は私にはまだ分かりません。
ただ主人が今後どんな選択をしようとも子供達のためにもう1度主人と向き合うつもりです。世間が叩く以上に私が主人を叩いていますので、どうか許してやってください。
子供達はまだ小さいし、これ以上はご容赦ください。
本当に申し訳ございません。
自民党から出馬する予定だった乙武洋匡さんですが、この度の不倫騒動を受け擁立を取り消されました。
本当に今後どうなるのかは分かりませんよね。
思慮深い方だというのが分かる
仁美さんのメールを読むに、決してヒステリックにならず、客観的に自分達の事をご覧になっていらっしゃるのがよく分かります。
目立ちたがり屋の乙武洋匡さんが結婚式を挙げなかったのも
「3時間も自分が主人公になって注目を浴びるなんて耐えられない(『自分を愛する力』より)」
という奥さんのたっての願いからだったのです。
この様に人前に出る事を嫌い、引き篭もりな性格でありながら、実際に会うとよく笑い可愛い笑顔を見せてくれる仁美さん。
非常に思慮深い考えをお持ちの方だと思います。
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