美容・健康

認知症は治る!芸能人・布施博の母の症状が改善した驚きの方法は水

認知症の親族を持つ芸能人といえば、俳優の布施博(59)さんです。
2017年12月22日放送の「爆報!THEフライデー」では実の母・雅子さん(84)と、奥様の和子さん(45)との3人暮らしの生活が放送されました。

東京都あきるの市にある家にお邪魔した番組スタッフに対し
「お世話になります。よろしくお願い致します。」
と爽やかな笑顔で対応し、一見しっかりとした感じに見える雅子さんですが認知症を患っており、ありとあらゆる認知症ならではの振る舞いをするのでした。

そんな雅子さんですが、とある介護施設が提唱・実行している「水」を利用した改善方法により、思考力が戻ってきた様子が番組で紹介されました。

介護に悩む者にとっては「認知症は治る」という希望を与えてくれる内容でしたので、紹介したいと思います。

雅子さんの認知症の症状

雅子さんは2年前に「アルツハイマー型認知症」と診断され、かなり深刻な症状がいくつかありました。

1・息子と暮らした場所を忘れている

息子である布施博さんが生まれた頃に住んでいた場所を質問されると
「小金井のほう」
と答えたのですが、布施博からは
「違うでしょ。足立区だから。」
と笑顔で突っ込まれ、実の息子と暮らした場所を忘れてしまっているのです。

2.年齢が分からない

年齢を聞かれると
「何だか分からないですけど、親が丈夫に産んでくれた」
と、トンチンカンな答えをし、自分の年齢も分からなくなってしまっています。

3.食事した事を忘れてしまっている

15持頃に昼食を食べた雅子さんですが、わずか2時間後に何やらキッチン周りを物色し始め、布施博の目を盗んでは何度もつまみ食いをします。

さらに30分後に再びキッチンへと行き今度はアンパンを食べる、という風に、1日中何かを食べ続けます。

4.ドッグフードを食べる

このようなつまみ食いや食事の際に、誤ってドッグフードまで口にしてしまいます。

5.火を付けっぱなし

家の中を見渡すと
「さわるな危険」
「レンジは2分まで」
「犬に人間の食べ物を絶対にあげない。病気になって死んじゃいます。」
「お部屋の戸を必ず閉めること」
といった張り紙があります。

そして台所には取手部分がこげたヤカンがあり、それはお湯を沸かしている途中で火を付けた事を忘れてしまい、燃やしてしまったものです。

6.水を出しっぱなし

1日に何度も洗濯をし、水も出しっぱなしにするので、水道代が数万円にもなったこともありました。

7.布施の奥さんの事を「お手伝いさん」

このような雅子さんを懸命に介護する妻・和子さんに対し、あまりにも不条理な現実が突きつけられました。
雅子さんへの取材中に

博が(結婚が)決まってないから、孫の顔がみたい。

と、布施がまだ結婚していないと思い込んでいるのです。

そして、今現在何人で住んでいるのかという質問に対し

3人「くらい」ですかね。
私と博と、あともう1人は色々と手伝ってくれる人

と、懸命に介護してくれてきた和子さんをお手伝いさんだと認識していたのです。

見当識障害の症状

2017年11月1日、仕事のために家を出た布施を見送った雅子さんですが、なぜか布施の後を着いていきます。
「ついてこなくていいよ。」
と注意されて家の前まで戻るも、その場で10分以上も立ちすくんだままなのでした。

これは見当識障害(けんとうしきしょうがい)と呼ばれ、自分の場所の認識が出来なくなる症状です。
雅子さんは自分の家の前にいながら、どこが自分の家か分からなくなってしまっているのです。

そしてその夜に布施が帰宅すると

迷い込んじゃった。
迷子になっちゃって、どうしようかと思って考えてた。
黙ってここに泊まるのも悪い気がして。

と、人様の家に迷い込んだ自分を息子の博さんが迎えに来たと思っていたのです。

進行する認知症レベル「徘徊」

その3日後に、認知症の症状の中で最もやっかいな徘徊の症状が出始めました。

もう日も暮れて辺りは暗い中、スタッフと博さんが手分けをして探し、10分後に発見しました。

行き先が分からなくなったのか、道端に突っ立っていたのです。

認知症改善に注目を集めている施設「杜の風・上原」

こんな布施夫妻に、一筋の光が見えました。

治ることは無いとされている認知症が改善すると、注目の施設があります。
それが東京都渋谷区にある施設「杜の風(もりのかぜ)・上原」です。

この施設に入所してきた重度の認知症患者の女性は、どんなにケアをしてもらっても1点を見つめたまま、無表情・無言のまま、体を動かすこともできませんでした。

それが半年後には「こんにちは、お世話になります。」と、歩きながら笑顔で会話ができるようになるまで回復しました。

水を十分にとること

この施設を訪れた布施夫婦は、入所者が皆水分を多くとっている事に気付きました。

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その事についてたずねると
「1日に1500ml(1.5リットル)くらいの水分をとるようなプログラムを組んでいる」
との回答が得られました。

この方法は40年にわたり認知症介護を研究している、国際医療福祉大学 大学院の竹内孝仁教授が提唱する改善方法です。
竹内教授が出版する認知症関連の書籍は軒並みベストセラーです。

では、なぜ1日に1500mlの水を飲むと認知症が改善するのでしょうか。
番組内のVTRで竹内教授は

人間が生理的に正常な状態を保つのに、水は欠かせない。
高齢者の場合は体重の50%は水分が占めている。

と語ってくれました。

体は水分が循環する事で正常に活動ができます。
その水分が1%でも不足すると、脳の働きが衰え頭がぼんやりするほどの意識障害が起きるほどシビアです。

水分不足率 症状
1~2% 疲労感、イライラ、頭がぼんやり
3% 血液循環が悪化
脳梗塞
5% 体の自由がききにくい
7% 幻覚、幻聴、意識混濁が起こる
10% 死に至る

この水分不足が原因で引き起こされる意識障害こそが、認知症の状態との事です。

ほとんどの高齢者が水分不足

1日に体外に排出される水分量は、約2500mlです。
食事に含まれる水分量が約1000mlなので、別途1500mlの水分補給が必要となります。

ところがほとんどの高齢者が約600ml程度しか水分補給を行っておらず、約900ml不足しているのが現状です。

ですので1日に1500mlの水分補給を行い、不足している水分を補うことで認知症の症状を軽減できるというのが、この方法のメカニズムとなります。

竹内教授は
「水を飲めば認知症が治ると思っていただいて結構です。」
と語りました。

水分補給方法は水だけでなく、お茶・ジュース・コーヒー等でも大丈夫です。
杜の風・上原では職員の方が、入所者各人の1日の水分摂取量を管理しているのです。

その結果、5割以上の利用者の「要介護度」が改善しました。

雅子さんの症状が改善

帰宅した布施夫妻は、雅子さんに水を飲むように勧めました。
毎日徐々に飲む量を増やしていき、1週間後には1日に1500mlを飲めるようになりました。

次第に雅子さん自ら率先して水を飲むようになり、その結果1ヶ月経った頃に変化が訪れることになります。

「子供の頃はね…」と、この数年話した事がなかった自分の昔話を始めたのです。

そして和子さんは
「私は誰だか分かる?」
と、禁断の質問をぶつけます。

その答えは
「あなたはウチの大事な嫁さんでございます。」

「名前は?」
との問いには
「和子さん」

と、見事に和子さんの事を認識するようにまでなったのでした。

認知症介護に希望が

雅子さんはまだまだ完全に認知症が治ったわけではありませんが、目つきがしっかりとし、そして徘徊する事も無くなりました。

文章を書く事が認知症予防になる事を知った和子さんは、雅子さんに手紙を書く事を提案します。

そして書きあがった手紙は、息子博さんが子供の頃の様子を細部まで再現していて、とても1ヶ月前まで重度の認知症だったとは思えず、思わず布施博さんも涙を流すのでした。

認知症介護は莫大な時間もお金がかかり、生活を圧迫するものです。
それが水を飲むだけでここまでの成果が出るということです。

これからも発信力のある芸能人・有名人の方がこのような有意義な体験をレポートしていただければ、介護に疲弊している方にも光明が見えるのではないでしょうか。

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