エンタメ

夏樹静子のセレブな家族達「Wの悲劇」の逆境をバネに成り上がる姿勢を見習いたい

推理小説として名作達を世に送り出した偉大な作家の夏樹静子(なつきしずこ)さん。
世間一般に知られている代表作といえばやはり「Wの悲劇」でしょう。

偉大なる人の周りはやはり偉大なわけでして、血族・家族の方々も社会的地位が非常に高いのです。

Wの悲劇【Blu-ray】 [ 薬師丸ひろ子 ]

Wの悲劇【Blu-ray】 [ 薬師丸ひろ子 ]
価格:2,057円(税込、送料込)

一言で簡単に言うと夏樹静子の旦那のおじさんが、あのガソリンスタンド「出光」の創業者 出光佐三(いでみつさぞう)氏だったのです。
出光佐三氏は小学生の頃、まさに「Wの悲劇」に襲われましたが、その苦しさをバネにここまでの大企業にしたのです。

華麗なる一族である、夏樹静子さんの血縁家族に迫ってみましょう。

夏樹静子の旦那は出光佐三の甥(おい)

九州地方においてガソリン販売を行う「新出光」。
一見出光が出資して創業したと思われがちですが、そうではありません。
出光の創業者 出光佐三氏の兄弟の出光弘氏が1926年に独自で立ち上げたのです。

新出光創業者 出光弘の4男が出光芳秀(いでみつよしひで)氏といいます。
出光の創業者 出光佐三氏から見れば甥っ子になります。
その出光芳秀が、夏樹静子の夫です。

出光芳秀は、福岡市出身。
1937年4月26日生まれなので、1938年12月21日生まれの夏樹静子の1歳年上になります。

出光芳秀は父の後を継いで新出光の社長をなさりましたが、2011年6月23日には会長職となりました。
新社長には甥っ子の出光泰典氏が就任となったのです。

夏樹静子の長男は俳優から新出光の営業マン

夏樹静子には長男がいらっしゃいます。
出光秀一郎(いでみつしゅういちろう)というお名前で、俳優をなさっていました。
2000年公開の「リング0 バースデイ」にも出演しています。

2005年出演のテレビドラマを最後に俳優業としての経歴が終了しているのですが、ご本人が2010年3月16日にツイッターで

役者を経て、広告映像プロデューサーを経て、極真空手の選手権を経て、今、(株)新出光という石油販売会社で営業をしている。
人生はすばらしい!!

とツイートとなさっています。

ツイッターを開始して最初のツイートが上記です。
ご自身の簡単な紹介をされています。

全部で7ツイートを行い、2011年3月22日のツイートをもって更新は行われておりません。

ゆくゆくは新出光を背負って立つお立場となる事でしょう。
夏樹静子さんの記憶を風化させないためにも、時々はメディアに出て思い出を語っていただければ幸いです。

夏樹静子の兄も小説家

夏樹静子のお兄さんは、五十嵐鋼三とおっしゃる小説家です。
五十嵐均(いがらしひとし)というネームで推理小説等を出版しています。

1937年生まれですが、小説家デビューが1994年と随分遅かったのです。
逆にその年齢からでも出来る才能が凄いと感じます。

夏樹静子の兄なのに何故「五十嵐」?
と一瞬思ったのですが、静子さんの旧姓が五十嵐だったという事なのでした。

五十嵐静子さんが出光さんと結婚して、出光静子さんとなったのです。

出光創業者出光佐三を襲ったWの悲劇

出光佐三には、Wの悲劇というべきハンディがありました。
それは小学生の幼き頃に神経症と眼病をわずらった事です。

当時のまだ未完成の医学ではどうしようもなかったことでしょう。
しかしこの逆境が出光佐三に、自分の頭で考え抜くという習慣を身につけさせたのです。

そのための具体的な方法が、読書をするという事。
現代と違い、インターネットはおろかテレビさえもなかった時代ですから、読書しかありません。
その唯一の情報取得方法を有意義に活用したのです。

怠けて人に頼りがちな人は、見習わなければなりませんね。

PAGE TOP