50歳をとうに越えていながら中性的な若々しさがある辻仁成さん。
作家活動では本名の「つじひとなり」、音楽活動の場合は「つじじんせい」と読みを使い分けています。
辻仁成は1995年に女優の南果歩(みなみかほ)さんと結婚しました。
しかしわずか5年後の2000年に離婚したのです。
離婚原因については当時いまいち不明でしたが、やしきたかじんさんがビシッと納得の行く離婚理由を言ってくれたのです。
そして他人の離婚原因を遠慮なく言う理由としては、ラジオでやしきたかじんが若き頃の辻仁成にブチ切れて怒鳴りまくった事があったからです。
南果歩との離婚原因は「中身が無いのがバレた」
1991年に作家として本格的な活動を開始した辻仁成は、1997年に第116回芥川賞を受賞しました。
そして辻仁成の3度目の結婚のお相手は、2002年の中山美穂でした。
その時のやしきたかじんのコメントが
うまいことだましたな
と攻撃的でした。
そして当時パリに住んでいた辻仁成の事を
パリに住むというのが(辻仁成の)手口。
そもそも作家に憧れる女性というのはムードに弱い。
なので海外暮らしというだけで相当な加点となる。そして海外だと知人もいないので、旦那しか頼れる相手がいないので、よりプラスとなる。
ただし月日が経ってムードの皮がはがれれば、中身が無いのが丸分かりだから上手くいくはずがない。
といった旨の言葉で酷評したのです。
そしてそのやしきたかじんさんの言った通り、中山美穂との結婚生活も2014年7月8日の離婚をもってピリオドを打ったのでした。
この事から、南果歩さんとの離婚原因も似た様な理由だったと想像できます。
実際、南果歩との結婚生活はニューヨークでしたし。
若き日の辻仁成にやしきたかじんがブチ切れた
仮にも芥川賞を受賞された才能豊かな辻仁成の事を「中身が無い」などと酷評するのは理由があったのです。
やしきたかじんがレギュラーを務めていたラジオ番組「ハローナショナルショールーム」に、辻仁成が所属していたバンド「ECHOES」が出演した事がありました。
時は1985年、1959年10月4日 生まれの辻仁成がまだ25歳の頃でした。
その時に、辻仁成に質問するも無視したり
「CDを買ってもらえれば分かりますよ」と言ったりした事により、番組が成り立たなくなりました。
それでもやしきたかじんさんは番組のために、何とか我慢して進行します。
しかしついに共同パーソナリティーを務めていた泰葉が切れたのです。
たかじんに対し
「やっちまいな」
と煽ると、たかじんが録音を止めさせブチ切れました。
それだったら、わざわざここに来ずにCDだけ売ってたらいいだろ。
喋るのが嫌だったらFMに出ろ。
ここはAMだ。
本来は関西弁でまくしたてたので、相当迫力があったことでしょう。
やしきたかじんをしのぶ
やしきたかじんは2014年1月3日に64歳の若さで逝ってしまわれましたが、2014年11月8日に放送された「たかじんNOマネー〜人生は金時なり〜」に出演した辻仁成は
あの時の自分は若かった。
たかじんさんの言葉を胸に刻み、今は初対面の人には礼儀正しく接する様にしています。
と、亡きたかじんに対して謝罪をしたのでした。
2015年にダウンタウンDXに出演した辻仁成ですが、その時はキチンとダウンタウンと絡んで番組を成立させていました。
これが本来の才能豊かな辻仁成であり、若き日の振る舞いは仮の姿だったのでしょう。