アイドルグループ・エビ中こと「私立恵比寿中学」に所属している松野莉奈(まつのりな)さんが2月8日の朝、18歳という若さで亡くなりました。
多くの者が体調不良とは無縁の10代を過ごす中、そのような事が起こってしまったことに悲しみの声が多くあがっているのです。
松野莉奈さんは前日まで精力的にインスタグラムを更新していたくらいなのに急に容態が悪化したのですが、実は松野莉奈さん以外の私立恵比寿中学メンバーも「その若さでこんな病気になるの?」というような体調不良があったのです。
柏木ひなたが突発性難聴
現在も私立恵比寿中学の出席番号10番として活躍している柏木ひなたは、2015年12月17日付けの自身のブログで、突発性難聴を発表しました。
左耳に違和感を感じたので病院での診察を受けたところ、突発性難聴だと診断されたのです。
聴力が弱っているのでバランス感覚がおかしく、吐き気やめまいといった症状が出いてるとの事で、休養を余儀なくされました。
地面に付けたバットにおでこを付け、グルグルと回った後は三半規管がやられてとても立っていられなくなるのですが、おそらくそのような状態に近かったのではないでしょうか。
16歳の若さでそのような症状が発症したのです。
柏木ひなたは翌年2016年4月に復帰となったのですが、実に5ヶ月もの間、治療に専念する必要があったのです。
小林歌穂がバセドウ病
現在もエビ中メンバーとして活動している小林歌穂が軽度のバセドウ病ということが、2016年8月27日付けのエビ中公式ブログで発表されました。
バセドウ病とは簡単にいうと、体の代謝が極端に増え食欲旺盛になりよく食べるようになるのに体重が減少してしまうのです。
当時16歳になったばかりの小林の体はまだ成長期です。それなのに体重が減少するという奇妙な状態となったのです。
そしてその他の症状の一例としては、動機を感じて疲れやすくなったりもするのです。
普通16歳の若さで疲れやすいなどいうのは考えられません。
瑞季が不整脈
そして一番酷いのが、元メンバーの瑞季です。
出席番号1番の中心メンバーだったのですが、不整脈だったのです。
不整脈とはその名の通り脈拍が安定しない症状のことで、主に中高年によく現れる症状です。
というか、別に太ってもいない10代の若者が不整脈ってどういう事?と疑問を投げかけたくなるものです。
不整脈である事を2013年に発表した瑞季ですが、そのような状況ゆえにライブを欠席する事も多々あったのです。
そして2013年12月26日付けのブログにて、翌年2014年4月15日の日本武道館のステージを最後に私立恵比寿中学から「転校」すると発表したのです。
「転校」とはつまり脱退の事です。
大学進学や、アイドルではなく女優業への挑戦という事を視野に入れたというのが脱退理由ですが、不整脈が脱退理由のひとつなのは間違いないでしょう。
皆に愛された松野莉奈
そして松野莉奈にいたっては、瑞季よりも悲しい事が起こってしまったのです。
2016年12月24日にInstagramを開設すると、瞬く間にフォロワーが増え、いかに皆に愛されていたのかがよく分かります。
これから飛翔するはずだった松野莉奈さんのご冥福を祈る声が多いのも当然といえましょう。