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舛添要一は週刊文春第2弾全文から子供の散髪費も領収書を貰ってたと発覚

舛添要一(ますぞえよういち)東京都知事が、湯河原にある別荘に公用車で頻繁に通っていた事に対して行った釈明の記者会見は、まだ記憶に新しい。
これは4月27日発売の「週刊文春2016年5月5日・12日ゴールデンウィーク特大号」で、公用車で湯河原通いをしていた事がスクープされた事によって発覚したのでした。

記者会見の内容は、自身の体の調子が悪いので公務にベストな状態で取り組むためのリフレッシュ目的で通っていたという、そこそこは納得できるものでした。

しかしさすが文春は決して単発では終わらせはしません。
続いて5月11日に発売される「5月19日号」では、第2弾が報じられると前日にネットニュースに挙がったのです。
その内容は第1弾よりも強烈で、家族旅行に行った時の費用まで政治資金で決済していたというものだったのです。

早速5月19日号を購入し全文を読んだところ、これでもかという位血税で様々な物を購入していたのが判明したのです。

3つの政治団体の収支報告書を徹底調査

週刊文春が、現在公開されている舛添要一氏の政治団体の2012~2014年の期間の収支報告書を徹底的に調査しました。
その期間に存在した政治団体は、下記の3つです。

  1. 2014年7月に解散した「グローバルネトワーク研究会」(以下グ研)
  2. 2014年1月に解散した「新党改革比例区第4支部」
  3. 泰山会

竜宮城スパホテル三日月に家族旅行で合計37万円

グ研の収支報告書の2013年1月3日には
「会議費用 237755円 竜宮城スパホテル三日月」
と記載されていました。

千葉県木更津市にある同ホテルのホームページを見ると、下記画像の様に
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会議・催事場の使用料金は、1人当たり税込み540円となっています。

237755円もかかったという事は、計算すると440人も会議に集まった事になります。

さらに翌年2014年1月2日にも同様に会議費用として133345円の支出が記載されています。
こちらも単純計算で246人が会議をした事になります。

この報告を見た文春取材班は木更津へ向かい、ホテル関係者に取材を行うと

2回とも会議は一切行われていません

舛添要一さんはお子様同伴で慰安旅行でご利用されました。
2013年はご家族で2泊された記録が残っています。
2014年は一泊だったと思います。

両方ともグレードの高い部屋に泊まったと思います。

と、衝撃の事実がかえってきたのです。

会議は会議でも「家族会議」のために1泊当たり10万円以上もする高い部屋に政治資金で泊まり、トータルで37万円も使ったのです。

自宅近くの高級天ぷら店で5万円

同じくグ研の報告書では、世田谷区の自宅近くにある天ぷら屋「K」において

  1. 2013年5月2日
  2. 2013年8月16日
  3. 2014年1月10日

の3回で、合計52550円の支出が確認できました。
この店の常連客の証言によれば

いつも家族と一緒でコースを頼まれています。
最近は息子さんのお誕生日のお祝いに来ていました。
毎回必ず領収書を受け取っています。

時際、上記3回の飲食の中には、息子さんの誕生日が含まれているのです。
息子さんはもちろんの事「家族と一緒」という証言から、他の方(嫁さん?)の分も支出に含めている可能性があります。

他にも世田谷区のイタリア料理店「B」で196761円、
足柄下郡にある回転寿司「H」では47310円 の支出が確認できました。

文春の取材ではどの店でも家族同伴での飲食が多く、政治活動を行った形跡は見られなかったのです。

子供の散髪費用の分も領収書を貰う

舛添要一と同じ理髪店で整髪している方が語りました。

昨年(2015年)夏から2回程領収書を貰っている所を見ました。
その際「この前の子供の分までください」と言っていたので驚きました。
ご自身の分が3千円位なので子供の分と合わせて5千円位でしょうが、いったいどういう名目で経費として落としているのでしょうか。

この様に、家族サービスに対する財布の紐も固さは天下一品です。

美術品を購入し領収書の書き方を指定する

舛添要一氏が政界きっての美術通なのは、知る人ぞ知る事です。
そして報告書の中には、その趣味である美術品と思われる物も目立ったのです。
屏風、掛け軸、版画 等、明らかに政治に不要な美術品が記載されていました。

東京都内の美術商が語ってくれました。

(舛添要一は)ネット通販で購入されるのですが、宛名はその都度違う団体を指定されました。
そもそもウチは趣味の店なので、領収書を求める方はほとんどいないのでよく覚えています。

画材・額縁専門店で139万円

報告書によれば、新宿にある画材・額縁の専門店「世界堂」にほぼ毎月、多い時は1週間に2度も訪れていました。
「消耗品」や「備品」といった項目で5万円程度の支出は当たり前で、10万円を超えた金額を購入した事が2度もありました。

そしてこの世界堂での報告を数えたところ、33回も購入しており、合計金額は何と139万3034円にも及んでいます。

同店関係者によるとかなりのお得意なので、今では舛添要一を担当するスタッフまでいるそうです。

舛添要一に不満があったからリークされたのかもしれない

本来ならお客の情報や何を購入した等という事を、分別をわきまえているであろう関係者が話すとは思えません。

にもかかわらずここまで色々とリークされるという事は、それだけ舛添要一氏の行動に不満を持っている人がいかに多いかという事でしょう。
また、血税を使って家族の分まで贅沢したり、自分の趣味の物まで購入したりすれば、国民の正義が黙っていないのです。

さすがにやり過ぎたというところでしょう。
この様な血税タカリを阻止するためには、最低限次回の選挙では必ず対立候補への投票を行うという行動が必要とされるでしょう。

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