17歳の女子高生との不適切な関係を持ったとして無期限活動停止となった俳優の小出恵介(こいでけいすけ)ですが、巨額のお金が動く芸能界ですので本人の問題だけでは済みません。
主演を努めるほどの売れっ子となった小出恵介ですので今年2016年には出演ドラマを多数かかえており、来年2017年には出演する映画の公開も控えているのです。
それらはほぼ全てお蔵入り、つまり中止となったのです。
放送中止となったもの
今回の件を受けて、小出恵介が出演していたものの中で、放送中止となっったものが2つあります。
まず一つ目は明日6月10日から放送予定だったNHKドラマ「神様からひと言 ~なにわ お客様相談室物語~」です。
これは全6回ですが、芸能リポーター中西正男氏によると製作費用は1本で約1500万円で、6本だと9000万円にも及ぶのです。
この損害をどれだけ小出サイドが負担するかは分からないのですが、約1億円の制作費がパーとなったのです。
NHKによると、同局でシリーズドラマが全編放送できなくなるのは極めて異例との事です。
小出の所属事務所から今回の件の連絡を受けて、放送中止を即断したのです。
NHKの製作局幹部によると、今後は小出の所属事務所と協議を行い損害賠償等を求めていくとの考えです。
そして二つ目は、7月24日と7月29日にBSプレミアムにて放送予定だった映画「のだめカンタービレ 最終楽章」です。
降板となったものは日本テレビドラマ
降板となったものは、日テレが来月7月にスタート予定だったドラマ「愛してたって、秘密はある。」です。
日テレ広報部によると「所属事務所からの降板の申し出があった」との事です。
安易に降板を申し出た事から分かるように、このドラマに関しては幸いにもまだ撮影が始まっていなかったのです。
代役については現在協議中です。
対応協議中のものは2017年公開予定映画等
現在対応協議中のものは二つあり、一つ目は動画配信サービス「Netflix」で配信のドラマ「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」です。
これは明石家さんまが企画・プロデュースした、ジミー大西の半生を描いた作品で、小出恵介はあの明石家さんま役を演じているのです。
これは現在撮影完了しており、来月7月に配信予定です。
前述の中西正男氏によると、関係者もどうしてよいか分からず頭をかかえているとの事でした。
二つ目は来年2017年に公開予定の映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」です。
違約金は3億円?事務所の株価が暴落
元衆議院議員でメディアでもおなじにも弁護士・横粂勝仁氏は「一説では3億円程度の損害賠償請求がある」との事です。
そして小出恵介が所属する事務所「アミューズ」は、芸能事務所としては数少ない上場企業ですが、今回の件を受けて株価が一夜で3.53%も下落したのです。
そしてさらにタイミングが悪いのは、今月6月末にアミューズは株主総会が行われるので、株主からの突き上げを食らう事は必至でしょう。
NHKの問題は民法とは違う
小出恵介が出演するコンテンツの中止一覧は以上になりますが、NHKが特に対応が厳しいように思われます。
それには理由があり、NHKは国民から受信料を徴収しているので、受信料を払っている人達から「契約をやめる」といったクレームが来たり、実際に受信料を払わなくなった場合は、そのまま損害が直結してしまうのです。
それゆえNHKはより厳しい立場で損害請求をしてくるのです。
これ以外にも、小出恵介が出演するドラマに関する記事がお蔵入りとなったり、各種雑誌が小出に関して作成した記事も保留になったりと、細かい影響を考えればキリがないのです。
[my_include file=’_koide_keisuke’]