元フジテレビ女史アナウンサーの菊間アナこと菊間千乃(きくまゆきの)さんは、2010年以降は弁護士としてご活躍です。
菊間千乃さんは弁護士を目指すため、2005年4月に33歳にして法律を学ぶロースクールに入学しました。
弁護士というからには順法精神と正義感が強い人材が目指すものと思われがちです。
飲酒は2005年バレーボールワールドグランプリの打ち上げの席にて
事が発生したのは、2005年バレーボールワールドグランプリの打ち上げ会にてです。
この大会は2005年6月24日から7月18日にかけて仙台市体育館をメインとした全10会場で行われました。
1995年のバレーボールワールドグランプリ以降、フジテレビのバレーボール中継ではジャニーズがタイアップして盛り上げるのが恒例となっています。
そして2005年はNEWSがタイアップの役目を担っていました。
NEWSは、2003年の同大会のイメージキャラクターとしてデビューしたので、ジャニーズの中でも同大会との関連性が強いグループといえましょう。
7月14日の夜に飲酒事件が起こる
7月14日には仙台で試合があり、NEWSのメンバー8人全員が現地にいました。
試合が終わり、内博貴ともう1人のメンバーは現地に残りました。
残りの6人のメンバーはスケジュールの都合上、東京へ戻ったのです。
仙台に残ったNEWSの2人は21時頃からフジ社員達と共にお食事会へ行きます。
この席で、まず飲酒が行われます。
NEWSの2人が自ら飲んだのか、はたまた周りの大人達が勧めたのかは不明です。
日付が15日に変わった午前1時頃から、仙台市内の別の飲食店でも2人の飲酒が行われました。
ここまでを便宜上「1次会」と呼びます。
1次会が終わるとNEWSの2人は一旦ホテルに戻りました。
軽くビールを飲んだだけですが、いかんせんまだ飲みなれていない未成年ですので、酔っ払ってしまったのです。
そしてここで菊間千乃さんが2人に対し「2次会」の席に勧誘する連絡を入れます。
電話かメールで呼び出したのでしょう。
ここで内博貴だけが誘いに応じ、もう1人はホテルに残ったのです。
内博貴はある意味付き合いがいい子なのでしょう。
2次会の帰りに内博貴が補導される
2次会が終わり、内博貴は1人でホテルに帰ろうとします。
ところが慣れないお酒で酩酊したのでしょう。
内博貴は仙台市内中心部にある公園で暴れてしまったのです。
その通謀を受けた仙台中央署員が任意で同行させ、厳重注意をしてホテルへと返したのです。
お酒は日本の文化
2010年代に入り、あまりにもコンプライアンスがうるさくなりました。
未成年の飲酒についてもしかりです。
この飲酒事件をうけ、菊間アナには1週間の謹慎処分が、
内博貴にはジャニーズ事務所より無期限の活動自粛という厳しいペナルティーが科せられたのです。
でも18歳といえば肉体的には成熟した大人です。
そして日本では古来から地域でお酒を飲むというコミュニケーションの文化で成り立ってきたのです。
帰りは責任を持って送ってあげてもよかったのになとは思いますが、菊間アナの事をあまり責める気にはなりません。