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KEIKOの病状「現在記憶が失われているだけ」とマークパンサーが語る

globeのKEIKOがくも膜下出血に倒れたのは2011年10月24日で、もう6年以上も経過したことになります。
globeの数々の素晴らしき音楽で楽しい青春を送った世代にとっては、KEIKOの現在の病状が気になるところでしょう。

ラップ担当のマークパンサーによると、病状は

現在記憶が失われている。

との事です。

この文面を読むと、記憶喪失状態と思ってしまうかもしれませんが、そうではありません。

「現在、記憶喪失状態」ではなく「現在記憶」というものが失われているとの事です。

 

マークパンサーが語るKEIKOの現在記憶障害

globeのファーストシングル「Feel Like Dance」が発売されたのは、1995年8月9日です。
結成から20周年を記念し、2015年に行われたマークパンサー氏へのインタビューでは、当然のごとくKEIKOについての質疑応答があったので以下に要約します。

倒れていたKEIKOを見つけたのは小室哲哉でした。
自宅の目の前が病院だったのですぐに連れて行くことができ、迅速な手術をすることができたので、くも膜下出血が発症してから半日も経たないタイミングで血管を修復することができて手術完了となりました。

まさに不幸中の幸いです。

なのでKEIKOには後遺症らしきものはほとんど残っていません。
KEIKOは普通に会話をし、普通に体を動かし、普通に電話もし、マークの事も含めありとあらゆるglobe時代の事を覚えています。
これらの振る舞いから、決して病状というほどのものとは考えなくてもよさそうです。

ただし「マークはいつ帰るの?」と、何回も聞いてくるそうです。
このような症状の事をマークは「”現在記憶”というものが失われている状態。」と語りました。

この「現在記憶が失われている」というのは、KEIKOのそのような振る舞いから「直近の記憶が失われている」という解釈で間違いないでしょう。

それでもglobe時代を覚えているKEIKOの事はマークにとってはかわいい存在で、当時と何一つ変わらないのです。

ただしこのように現在記憶障害が発症している状態では、当然新曲を歌うことなどできません。
これがマークが唯一残念と感じていることです。

以上がインタビュー内における、KEIKOについての要約です。

治ると信じるマーク

KEIKOを良く知るどころかglobeの一員のマークからこのようなインタビューが聞け、ファンとしては少し安心したのではないでしょうか。

小室哲哉が自身のツイッターで2017年6月11日付でKEIKOとのショットをアップしたりしていますが、KEIKOの表情を見るに確かに普通そのものです。
別に小室に支えられて歩いているわけでもなく、目の焦点が定まっていないわけでもなく、普通の顔で普通に歩いている様子です。

これはKEIKOの実家・大分県「山田屋」付近でのショットと推測できます。

そしてマークはインタビューで

俺は絶対治るとは思うし。自然のままいくべきなんじゃないのかなというふうに思っていて、そうTKにも話して、そう妻にも話して、そうKEIKOと会うときにも話しているんですよ。

と、KEIKOの復活を信じてやまず、TKにも自身の妻にもそしてKEIKO本人にも、自然体のままで行くべきというスタンスを貫いています。

マークからこのような話が聞け、いつか皆の前でglobeの曲をKEIKOが歌う日が来るのも決して夢ではないと確信したのです。

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