東大医学部で数学オリンピック金メダリストの葛西祐美(かさいゆみ)さんは、努力の人というより持って産まれた天才的な何かを感じてしまいます。
その能力の一つが「写真記憶」です。
写真記憶とは極めて珍しい超特殊能力でして、その言葉とおり眼で見た物を、まるでカメラで写真を撮るように記憶する事ができるのです。
なので教科書の内容も、1枚の画像として瞬時に脳にインプットする事が可能です。
2016年3月12日に放送された「さんまの東大方程式」で、葛西祐美さんが写真記憶をする様子がVTRで紹介され、会場には驚嘆の声があがったのでした。
タレントの12名のプロフィールを8秒で記憶
VTR中で葛西祐美さんに写真記憶してもらう資料は、タレント名鑑の任意のページでした。
タレント名鑑は、1ページに12人分のプロフィールが記載されています。
おおまかな項目は下記のようなものです。
- 本名
- 生年月日
- 出身地
- 星座
- 血液型
- 出身校
- 所属
- 趣味
12名分という事で、1ページの文字数はおそらく2000文字をゆうに超えていると思われます。
そして写真記憶が開始されます。
指で追いながら目線を移動し、圧倒的速度で進み、わずか8.2秒後に完了となりました。
純粋な速読だとしても驚異的なスピードです。
正確な写真記憶
わずか8秒で写真記憶が完了後、まず始めに全員の名前を言ってもらうと
- パンクブーブー
- パンサー
- 半田健人
- 坂東英二
- HAND SIGN
- はんにゃ
- ばんばひろふみ
- バンビーノ
- ハンマミーヤ
- ピース
- ピーター / 池畑慎之介☆
- ビートきよし
と、楽々と全員正解でした。
ピーターに関しては池畑慎之介名義もキチンと答えたのでした。
さらに
- ばんばひろふみの出身高校
- バンビーノの趣味
- ビートきよしの本名
といったディテールまで完全に答え、まさに天才ぶりを見せ付けたのでした。
写真記憶を始めた理由
さんまからの様々な質問に対して、葛西祐美さんは
こういう練習を結構していた時期がありました。
元々ノートを取るのが凄い嫌いで、手も汚れるし。
そして英単語のページとかをジーッと見て、どこまで覚えられるかなと思ってやっていた時期がありました。
才能とかじゃなくて勉強法かなと思います。
と答えてくれて、決して才能ではなく訓練で身に着けたものだという事を主張されたのです。
とはいえ、私達凡人にしてみれば、訓練でそんな事が可能なのかと疑問を持ってしまいます。
天才的な方というのは必ず
「才能ではない、訓練で身に着けたものだ」
といった発言をしますが、葛西さんもご多聞に漏れずにそのパターンなのではないかと思ってしまうエピソードでした。