元フジテレビアナウンサーで現在はフリーの長谷川豊(はせがわゆたか)アナの、2016年9月19日付けの自身のブログが物議を醸しています。
「本気論 本音論」と題されたブログゆえに、本音で語るある意味貴重ではあるブログですが、人工透析患者に対する記事のタイトルがあまりにも過激だという事です。
現在タイトルは修正されていますが、修正前のタイトルは確かに過激で、それゆえ抗議が殺到したのです。
しかしタイトルだけでなくキチンと内容を熟読すると、決して先天的な遺伝的理由で人工透析をされている患者さんを罵倒するものではなく、自業自得で人工透析をする事になった患者に対しての発言ということが分かります。
修正前のタイトル画像
長谷川豊アナのブログ記事の、現在の修正された後のタイトルは下記のようになっています
医者の忠告を無視し続けて人工透析のお世話になる事となった人達に対する思いを綴った記事内容です。
この現在のタイトルなら、鋭い切り口による情報発信ともとらえる事ができます。
そして修正前のタイトルが下記となります。
強制的に死刑にせよというのはさすがに行き過ぎているのではという事で、炎上したのです。
おっしゃる事はごもっともな部分もあります
タイトルに目が奪われがちですが、その記事のブログ内容を読んでみると、普段そういう事を思っている人がいかに多いのかという事が述べられています。
病院という現場で人工透析患者さんと対峙している医者からは
- 大半の人工透析患者は暴飲暴食という行為を繰り返してなってしまった自業自得
- 患者を見るとお金にしか見えない
- 人工透析を見ると日本の未来はないというのがよく分かる
という辛らつな意見があがっているとの事です。
そしてそれは決して人づてに聞いたのではなく、実際に長谷川豊アナが現場の医師から聞いた事です。
ある意味現場の声をリアルに伝えるという点ではジャーナリストの役目を果たしているのですが、さすがに報道番組のキャスターとしては不適切と判断されたのでしょう。
この度長谷川豊アナは降板となったのでした。
BLOGOSでの投稿は削除となった
この記事は、同日9月19日に下記のように「BLOGOS」にも転載されました。
BLOGOS編集部の考えとしては、国民健康保険や年金制度への問題提起について今後議論される話題と認めたうえで、不適切な表現があるとの事で長谷川豊氏へ表現の再考を申し入れたのです。
その後両者の間でやりとりがあったのですが、慎重に協議した結果、BLOGOSでの記事は運営側の判断により削除となったのでした。
しかし短期間で7千近い「いいね!」を獲得するなど、支持する層も多い問題提起だという事が伺えるのです。
[my_include file=’_hasegawa_yutaka’]