日本を代表するアナウンサーといえば、古舘伊知郎(ふるたちいちろう)を思い浮かべる方も多いでしょう。
そんな古舘伊知郎には3人の子供がいらっしゃり、長男である息子、古舘佑太郎(ふるたちゆういちろう)さんは、ロックバンド「The SALOVERS」のボーカリストとして活躍していたのでした。
古舘佑太郎プロフィール
- 生年月日:1991年4月5日
- 2008年:慶應義塾高等学校の同級生4人で「The SALOVERSを結成する
- 慶應義塾大学出身
「The SALOVERS」とは
青春時代の思いを体言するかのごとく、熱い歌詞と演奏をアイデンティティーとしたロックバンドです。
好きだの愛しているだのといった安易な言葉ではなく、若き人の心の奥底から沸いてくる情熱や葛藤の歌詞、そして作曲も古舘佑太郎が担当しています。
どのバンドに似ているかと言われるのは、本人達にとってはあまり気分がよろしくないと思いますが、どことなく1990年前後に大活躍した「THE BLUE HEARTS」を彷彿とさせるものがあります。
「The SALOVERS」シングル曲
2011年4月発売の 1stシングル「SAD GIRL」の公式動画はこちらになります。
2012年2月発売の 2ndシングル「ディタラトゥエンティ」の公式動画はこちらです。
20歳くらいの若さという事もあり、甘いマスクのイケメンなのは間違いありません。
「The SALOVERS」は無期限活動休止
The SALOVERS は、2015年3月25日をもって無期限の活動休止となる事が同日オフィシャルサイトで発表されました。
「いつでも読み返すことのできる青春を綴った1冊の本として、完結させずに残しておきたい」
との事なので、解散ではなく無期限での活動休止です。
楽曲を聴くに青春時代の思いを激しくシャウトしたものが多く、そろそろ20代半ばに突入するメンバー達からすれば、バンドコンセプトが実年齢と少しずつ離れていく事に葛藤があったのかもしれません。
完全に離れる前に終わらせるという事を決断したのは、非常に潔く綺麗な終わらせ方だと感嘆してしまいます。
古舘佑太郎は現在ソロ活動中
2016年現在は、月に一度程度の頻度で弾き語りライブを行っていこうと、ツイッターでツイートしています。
月一回程度で弾き語りライブをやっていこうと思います。
静かなるドン。ならぬ「弾き語るボン」。新曲をバシバシやっていきます!古舘佑太郎
弾き語りワンマンライブ
「弾き語るボン」
日時:6月… https://t.co/flvWjdc6vb— 古舘佑太郎 (@salovers_furu) 2016年6月1日
「弾き語るボン」という言葉から、古舘伊知郎の息子という事を自虐されているのでしょうか。
親の七光りなのに自身の力と勘違いしている二世より、物凄く好感が持てる発言です。
古舘佑太郎と愉快な仲間達が青春時代を謳歌した The SALOVERS という本は、このまま閉じられたまま生涯を終えるのか、それとも懐かしくなり再度開くのか、どちらにせよファンの人達はそれを受け入れてくれる事でしょう。