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ベッキーは復帰活動する必要が無かった。井上公造が語る失敗しない会見内容が素晴らしい

ゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音との不倫騒動で現在活動停止中ながら、水面下では復帰に向けて動いているベッキーですが、
「復帰は無理」や「復帰に反対」といった声が多数聞かれます。

週刊文春で報じられた様にベッキーは現在、川谷絵音の嫁さんをはじめ、多数の関係者に対して謝罪文を書くという苦労をしているわけです。

ところがあの芸能リポーター・井上公造氏が

ベッキーの問題は最初の記者会見が悪かった。
最近思うのは政治家や芸能人や企業が僕を記者会見のブレーンとして雇ってくれないかなという事。
僕なら絶対失敗しない記者会見を演出できる。

と自身たっぷりに語ったのです。

その内容は、納得せざるを得ない素晴らしさで、ベッキーは井上公造に相談しておけばここまで事態がこじれる事なく収束し、休業する必要はなかったかもしれません。
厳しい復帰活動をしなくてもよかったと思わせる井上公造の手法に迫ってみましょう。

阿川佐和子との対談で語られた失敗しない会見

4月14日発売の「週刊文春2016年4月14日号」の「阿川佐和子のこの人に会いたい」のコーナーで、井上公造との対談が記載されました。

井上公造がゲストという事で当然芸能スクープの話となり、阿川佐和子さんが
「今回のベッキーさんの件は最初に認めなかったから何回も週刊文春の記事が出た」
と語ると、井上公造からは冒頭の自信たっぷりの言葉が返ってきました。

以降、井上公造から語られた失敗しない会見について述べます。

対応の早さは良かったが記者会見ではなかった

会見については企業の危機管理と基本は一緒で早ければ早いほどいいです。
週刊文春の第1弾が発売されたのが1月7日ですが、その前日に会見を行っていますので、ベッキーさんの対応の早さは良かった。

ただ内容が良くなかった。
質疑応答がなかったので、あれは記者会見じゃないです。
聞かれたら困る事があると思われても仕方ありません。

あれでは一方的なメッセージで、出てきて質問を受け付けないというのは損にしかなりません。

聞かれたらまずい事があるから質問禁止を決めていたのなら、あの日はファックスで
「お騒がせして申し訳ありません」
とファジーなコメントだけ出しておいて、文春側の出方を見てから対応を考える手もありました。

相手の手の内が分かるまでは動かない場合がいい場合もありますが、この件に関しては僕が記者会見コーディネータなら、最初から認めていました。

大筋で認めるのが正解だった

第1弾の記事を見ると、1月4日に川谷の実家がある長崎で文春に直撃されています。
そして第1弾が掲載された文春の発売日は1月7日でしたので、2日前の1月5日が記事の締め切り日です。

4日に撮影した写真等を、5日締め切りの号に入れるわけですから、文春編集部はページを空けて待っていたはずです。
つまり既に多くの情報を文春が持っている可能性が高い事をプロなら考えなければいけない。

そうすると大筋で内容を認めた上で、ベッキーさんの爽やかなイメージを考慮すると

私はゲスの極み乙女。の曲が大好きで、コンサートに行くうちに川谷さんと親しくなりました。
そして何回か会った時に既婚者で奥様がいらっしゃる事を告げられました。

その瞬間「付き合ってはいけない」と思いつつも感情が抑えきれなかったのです。

と答えます。
人間だから誰でもそういう感情は起こるわけですから。

認めてれば第2弾以降は出なかった

例え立派な人だって、好きになるという感情を抑える事ができない時があります。
しかも後から既婚者という事を知らされたわけですから、ベッキーさんが一方的に悪いわけではありません。

悪い事だと知りながら止められなかった自分が未熟でした。
川谷さん、奥様、スポンサーの方々にはご迷惑をかけました。

と謝れば、誰がそれ以上責められますか?

(当初はベッキーへの同情論が多かった事もあり)早々に認めていれば
「ここまで反省しているのだから」
と世間も思ったでしょうし、1番騒動を大きくした
「友達で押し通す予定」
「センテンス・スプリング」
といったLINE内容も出ないで済んだのです。
出してもインパクトが無くなるから。

認めない以上、文春だって第2弾以降の追加を出さざるをえなかったのです。

川谷絵音が会見しなかったのは問題無い

ベッキーさんは10社ものCMに出ていたので、スポンサーに対する責任があったので会見をする必要がありました。

ただ川谷さんはミュージシャンですからCDが売れてファンがコンサートに来てくれれば、商売上何も問題ありません。

だいたい過去に不倫が発覚して記者会見をしたアーティスト系の人なんていないですよ。

さすがと思わざるをえない

以上が井上公造さんが語ったベッキーの会見の正解です。

ベッキーの不倫騒動以降、
宮崎謙介議員と乙武洋匡氏の不倫が発覚しましたが、2人とも会見で認めたため、それほど長引かずに済みました。

その2人の場合は節操の無さが尋常じゃなかったがゆえに世間から1週間以上の間かなり非難されましたが、ベッキーの場合は川谷一筋の純愛ですので、最初に認めていれば井上公造氏の言う様に大きな問題にはならなかったかもしれません。

今現在は復帰のために厳しい活動をしているベッキー。
これほど後の祭りという言葉が適用されるケースはなかなか無いでしょう。

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