「何だかシワやシミが増えて肌荒れも気になる」
もう若くない女性は、次々と息つく暇もなく襲ってくる肌のトラブルと日々闘っています。
健康に絶大な効果がある青汁は当然老化防止の作用も強く、美肌効果も期待できます。
その理由は、皮膚のシミ防止に効果がある葉酸を多く含んでいることと、お肌の老化を引き起こす原因となる活性酸素を撃退する効果が高いからです。
体を酸化させる怖い活性酸素
1990年代中ごろから、活性酸素というキーワードをよく耳にするようになりました。
言葉だけを聞くと何やら有益な酸素っぽいですが、実は逆です。
「活性酸素とは?」という方に簡単に説明すると
「体が必要とする酸素の一部が変性し、逆に体の組織にダメージを与えるようになってしまった酸素」
です。
この活性酸素が増えすぎると体の細胞の酸化が促進されてしまい、老化に繋がってしまいます。
リンゴの切り口が茶色になったり、鉄が錆びたりといった事を想像すると、お肌の酸化がいかに怖いかご理解いただけると思います。
青汁のビタミンエースによる活性酸素撃退効果
青汁にはその酸化に対抗する力、つまり「抗酸化力」があります。
その理由は、抗酸化力が強い
- ビタミンA(ベータカロテン)
- ビタミンC
- ビタミンE
という、3つのビタミンを多く含むからです。
ビタミンA・C・Eですので、この3つのビタミンを称してビタミンエース(ビタミンACE)と言ったりもします。
太陽から降ってくる紫外線などを浴びると、お肌の細胞に活性酸素が発生します。
すると肌の細胞膜に存在するビタミンA(βカロテン)やビタミンEが、自らを犠牲にして活性酸素の侵入から肌細胞をガードし、酸化から肌細胞を守ります。
この頼もしい守護による代償としてビタミンEが傷付き酸化します。
その傷ついたビタミンEを修復し、活性型ビタミンに還元させるのがビタミンCというわけです。
このようにビタミンACEは、連携プレーをしながらその名の通り頼もしくお肌を守ってくれるのです。
ビターミンACE以外にも次のような成分が美肌効果をもたらしてくれます。
亜鉛等のミネラル | 抗酸化酵素の働きを助ける |
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ビタミンB群 | 皮膚の新陳代謝を促進 |
ビタミンC | コラーゲンの合成を助ける |
このように青汁には肌の老化対策に効果的な数多くのビタミンやミネラルが含まれているのです。
皮膚のシミには青汁の葉酸が効果的
肌荒れ以外にも怖いのがシミです。
青汁の原料となる野菜は緑色の葉っぱを持つものが多いのですが、それらには葉緑素以外にも葉酸が含まれています。
この葉酸はビタミンの一種で、ビタミンB12と同じように赤血球を作る効果があり、造血を手助けするので貧血予防にも効果があります。
血液というのは骨髄内において細胞分裂をして作られるのですが、葉酸はこの細胞分裂に関与するので、血液をつくるために非常に重要な要素です。
造血以外にも葉酸は肌のシミを予防するのにも効果があります。
1日の必要量はわずか0.2gでいいので、製品によりますが青汁を1パック飲めば半分以上が満たされる事もあります。
葉酸は体が必要とする以上のものは体外に排出されてしまうので、過剰摂取を気にする必要はありません。
葉酸の他の効果と注意点
葉酸には造血やシミ以外にも次のような健康効果をもっています。
- 動脈硬化の予防
- 胃腸や口内や舌の表面、つまり粘膜を丈夫にする
- 細胞分裂を活性化してくれるので、アンチエイジングが期待できる。
- 胎児の脳の発達に効果的なので、妊婦の方は2倍の0.4gを1日に摂取するようにしましょう。
注意点としては熱に弱いので、あまり高温で加熱する事は避けるようにしましょう。
多種のビタミンやミネラル群を含んだ青汁は、いつまでも若々しいお肌を保ちたい方に最適な飲料といえます。
世間では美魔女が注目を集めていたりしますが、共通点としていえるのは皆肌が綺麗な事です。
それほどまでに肌というのは年齢を感じさせるものです。
「○○ちゃんのお母さんって若いね」
子供は正直にモノを言うので、もしこんな事を言われたら嬉しいことこの上ないことでしょう。
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