美容・健康

LVA手術でリンパ浮腫を治した女優古村比呂の足は元通りに綺麗になった

lva-ope-lymphedema

女優として活躍する古村比呂(こむらひろ)さんの左足はリンパ浮腫によって2013年以降ずっと腫れ上がっていました。

リンパ浮腫を改善するための最新医療としてLVA手術というのが存在します。
医者からは、手術に最も不向きな症状まで悪化していると宣告された古村比呂さんですが1%の望みにかけて手術した結果、見事元通りの綺麗な足に治ったのでした。

その様子が2016年5月27日放送の「爆報!THE フライデー」にて放送されましたので、LVA手術の内容に迫ってみたいと思います。

続発性リンパ浮腫になった原因はリンパ節の切除

一時的なむくみが発症するリンパ浮腫というのもありますが、古村さんの場合は「続発性リンパ浮腫」でした。
つまり慢性的なリンパ浮腫で、左の足が腫れた状態がずっと継続していたのでした。

2011年12月の検診で子宮頸がんと宣告された古村は、2012年2月2日に子宮の一部摘出を行ったのですが、その後転移が発見されたため1ヶ月後には全摘出を行いました。
腰の左部分のリンパ節にも転移が認められたため、そのリンパ節も摘出したのでした。

リンパ節を摘出した結果、老廃物を体の外へ運べなくなり体内にたまり続け、リンパの流れが滞ります。
すると行き場を失くしたリンパ液が体内に染み出し、むくみとなるのです。
これが左足の腫れの原因となったのでした。

古村さんの足の画像を見ると、左足の直径が右足の約1.2倍にもなっていました。
なので断面積だと1.4~1.5倍位にも膨れ上がっているのです。


一縷(いちる)の望み、LVA手術

途方にくれる古村さんには、一縷の望みがありました。
それが、リンパ浮腫を根本的に治す新しい治療法、LVA手術なのです。

ただ単に「LVA」とも言われ、日本名だと「リンパ管静脈吻合術」です。
吻合は「ふんごう」と読みます。

リンパ浮腫の患者は、下図の様にリンパ管内のリンパ液の流れが悪くなっています。

lva-ope-lymphedema_01

LVA手術とは、その様な患者の皮膚を切り開き、下図の様に流れの悪くなったリンパ管を途中で切断して静脈に縫い付けるのです。

lva-ope-lymphedema_02

これによってリンパ液が静脈の流れによって循環する事になり、むくみが改善していくのです。

このメカニズムを見る限り確実に治る劇的な治療法と期待してしまうLVAですが、手術を受けるには条件があるのです。


リンパ管を見つけられるかどうか

リンパ管というのは、表皮から筋肉までの至る所に存在しています。

表皮
真皮
皮下組織
筋膜
筋肉

LVA手術で縫合できるリンパ管は、皮膚表面近くの「表皮」と「真皮」の中にあるリンパ管のみなのです。
奥にあるリンパ管を縫合するのは非常に困難なのです。

古村比呂の皮膚近くの正常なリンパ管は見つからなかった

古村比呂がLVA手術のために向かったのは、横浜私立大学付属病院の形成外科の名医・前川二郎医師でした。
1000回以上のLVA手術を経験している、リンパ浮腫治療のスペシャリストです。

古村は前川医師の下で、最新のリンパ管発見検査である「蛍光リンパ管造影検査」を受け、皮膚表面近くのリンパ管があるかどうかを判断してもらいます。

その結果
「リンパ管があまり生きていない」
と言われました。

古村の皮膚表面近くのリンパ管は潰れていて穴が開いている状態のものばかりで、縫合できるリンパ管が見つかりませんでした。

古村のリンパ管について、前川医師は
「1番悪いタイプ5」
と判断しました。

  1. 症状無し
  2. 安静で改善
  3. 継続的なむくみ
  4. 皮膚が硬質化
  5. 象皮症発症の危険性あり

と、5段階ある中で、一番悪いタイプ5の「象皮症発症の危険性あり」だったのです。
傷んだ細いリンパ管が多く、足を切開してリンパ管を探すのは極めて困難なのです。

LVA手術で良くなるかどうかは手術をしてみないと分からない状態なうえに、手術費用は70万円もの高額医療なのです。

それでも足のむくみによって仕事が激減していた女優古村は、わずかな望みにかけて手術を行う決心をしたのでした。


LVA手術でリンパ管が見つからない

体に負担のかかる全身麻酔ゆえに、手術時間は5時間がリミットです。

その時間内で皮膚を切開し、0.3mmという細さの生きているリンパ管を顕微鏡で探し、静脈と縫合しなければなりません。
ただ懸念した通りなかなか見つかりません。

ようやく見つかったと思ったら
「これは縫合する対象ではないかもしれない」
と前川医師は言葉を発しました。

というのも、繋ぐためには太さ0.3ミリほどのリンパ管の太さが必要なのですが、その見つかったリンパ管は潰れてしまっていて一般の半分以下の太さしかありませんでした。
リンパ浮腫を発症してから3年が経過し、古村のリンパ管は予想以上の細さになっていたのでした。

リンパ管発見

出術開始から2時間が経過しあきらめかけていた時に、縫合できる太さのリンパ管を発見できたので、縫合を試みます。

縫合する糸の太さはわずか0.02ミリしかありません。
前川医師は慎重に縫い合わせ30分後に縫合が完了しました。

最終的には予定を3時間オーバーする8時間もの大手術となりました。
全身麻酔から目覚めた古村に前川医師は

一番繋ぎたかった足のところで繋ぎました。
全部で4本繋ぎました。

と報告しました。

見つかる見込みの無かったリンパ管を奇跡的に4本も発見でき、縫合したのでした。


LVA手術後に足が細くなる

手術後は順調に回復し、

手術前のパンパンな張りが柔らかくなって楽になりました。
足は少しずつ細くなっています。

と古村はコメントしています。
具体的なサイズダウンの数値は

  • 太もも周りは 3.2cm
  • ふくらはぎ周りは2.1cm
  • 一番深刻だった足首周りは3cm

と、劇的に改善しています。
半年後には元通りになる可能性もあるとの事です。

そして何より女優として女性として嬉しいのは、ハイヒールが履ける様になった事です。
女性として自信を失っていた3年間の思いがあったのでしょうか、思わず涙する古村だったのです。

今回の放送で分かった事は、発症したらなるべく早くLVA手術を受けるという事です。
というのも3年間のリンパ浮腫によって古村のリンパ管は潰れて細くなっていて、縫合できる太さのものを発見するのに随分と時間がかかったのです。
奇跡的に4本も見つかったのは幸運だったのです。

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