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スマイリーキクチ中傷被害事件の概要! 犯人は主婦や大学職員だった

ヨン様の物真似等で知られるお笑いタレント・スマイリーキクチさんに対する異様な誹謗中傷が行われた「スマイリーキクチ中傷被害事件」の概要を時系列に詳細に説明いたします。

このスマイリーキクチ中傷被害事件の詳細は、2016年3月18日の「爆報!THEフライーで」で約20分にも渡り放送されました。

おおまかな概要は、1988年におきた女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人がスマイリーキクチだという根も葉も無い書き込みや誹謗が何年にも渡って行われ、摘発された犯人はネットジャンキーのみならず国立大学の職員や専業主婦を含めた合計19人にも及んだのでした。

1999年に「女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人」との書き込み

90年代に「ボキャブラ天国」で爆笑問題やネプチューンらと共にブレイクしたスマイリーキクチさんが1999年のある日事務所に行った時が、スマイリーキクチ中傷被害事件の発端でした。

事務所のスタッフから、とある有名な掲示板で女子高生コンクリート詰め殺人事件の犯人がスマイリーキクチだと書かれていると告げられたのです。
しかも本名である「菊池聡」と名指しされていたのでした。

他愛もないイタズラというだろうという事で、事務所の方はスマイリー自身のHPに否定文を掲載するという事で、その場はおさまったのでした。

疑われた条件に「足立区最強のヤンキー」

なぜこのような書き込みがあったかというと、逮捕された犯人グループと同じ条件がスマイリーキクチにはあったのでした。
具体的には

  • 東京都足立区出身
  • 犯人グループは事件当時16~18歳で、スマイリーも事件当時16歳
  • ヤンキー

という3つの条件が一致したのです。
当時のスマイリーは喧嘩最強と足立区で名を馳せていたヤンキーだったのです。

この事に対しスマイリーは

足立区に中学校は40校くらいあり、同い年も1万人くらいいた。
犯行現場と僕が住んでいた場所は、足立区内でも端と端にあった。

と、全く根拠の無い条件だという事をVTR中で語りました。

そのまま芸能活動を続けたスマイリーなのですが、この後誹謗中傷はどんどんエスカレートしていくのです。

2000年6月に苦情殺到

2000年6月には事務所に対し
「何で人殺しがテレビに出ているんだ」
と抗議が殺到しました。

なぜそのようになったかというと、ネット上に「偽スマイリー」が出現したからなのです。
何者かがスマイリーになりすまし

僕はスマイリー本人です。
塀の中で罪は償ったのでもう勘弁してください。

といった書き込みを行っていたのです。
それを信じた人達からの抗議電話だったのでした。

もう10年以上も昔の事ゆえに事件当時のアリバイを証明する事は不可能なので、スマイリーができることは、マネージャーに頼んで自身のHPに否定文を掲載する事のみだったのでした。

交際7年の彼女が被害届を警察に提出

そんなスマイリーキクチの唯一の見方だったのが、当時交際7年の彼女だったのです。

インターネットやPCに詳しくないスマイリーに代わり、彼女はスマイリーへの誹謗中傷が書き込まれたページを印刷して証拠とし、警察へ被害届としてと持っていくように指示したのでした。
その印刷された紙の厚さは40cmにも及ぶほどの資料となったのです。
いかに多くの誹謗中傷が行われていたのかが伺えるものです。

しかし警察の対応は
「誰が書き込んだのかというのは、今の技術ではわからない。」
と、警察での犯人の特定は不可能だという事を告げられたのです。

2004年に大ブレイクすると苦情が殺到

そのまま芸能活動を続けたスマイリーキクチは、ヨン様のモノマネで2004年に大ブレイクし、ようやく仕事が増えだしたのです。
しかし露出が増えると同時に苦情も増え、出演する度に抗議が事務所に殺到したのです。

これが原因で、テレビやラジオへの出演は激減したのです。
そんなスマイリーの残された数少ない活躍の場はライブハウスだったのですが、そこでも

「あいつ確か人殺しだったよね。」
「人殺しがよく平気で人前に立てるな」

と、ネット上や電話だけでなく、リアルでも誹謗を受けるというふうにエスカレートしていったのです。

ワイドショーのコメンテーターに犯人扱いされる

そんなスマイリーキクチに追い討ちがかかります。
とある有名なワイドショーのコメンテーターが出版した本に

犯行グループの一人は出所後、お笑いコンビとしてデビュー

と、「ナイトシフト」というお笑いコンビでデビューしたスマイリーの事を、犯人と言わんばかりの内容が書籍内にて書かれていたのでした。

2008年9月、本人のみならず彼女にも殺害予告

書籍でも犯人扱いされたスマイリーキクチに対し、今度はネット上で殺害予告が行われます。

「事件の被害者と同じ目に合わせてやります。」
「お前の家族、恋人皆殺し」

と、本人のみならず、彼女にまで飛び火したのでした。
この書き込みで彼女はひどく怯えたのでした。

それまでのネット社会の常識なら、そういった予告は「書いただけだろ」という認識だったのですが、ネットでの予告通りに無差別殺人を行った「秋葉原通り魔事件」が同年2008年6月に発生して間もない頃だったゆえに、そのような心境になったのでした。

スマイリーは彼女に危険が及ぶ事を心配して、結婚を断念したのでした。
そしてスマイリー本人もウツによる精神崩壊をきたし、全身を覆いつくす蕁麻疹が発症したりしたのです。

命の危険を感じたスマイリーは再び警察を訪れたのですが、生活安全課の刑事の方は笑いながら
「殺されたら捜査してあげるよ」
と言い放ち、何か起きないと動いてくれないという状況に絶望したのでした。

救世主の刑事が現る

そんなスマイリーキクチの前に救世主ともいえる人物が現れました。
インターネットでの捜査に精通した、大島警部補(仮名)なのです。

大島警部補は「私が責任を持って事件を解決します。」と約束してくれ、その言葉でスマイリーは警察に対する悪い感情が無くなったのでした。

大島は女子高生コンクリート詰め殺人事件の捜査にも関与していて、今回のスマイリーキクチ中傷被害事件についても並々ならぬ思いで取り組んでくれたのでした。

大島のアドバイス通りに、自身のホームページ上に

これからも、僕が綾瀬コンクリート殺人事件の犯人である、関与している、事件をネタにしたなどと事実無根の内容を書き込むのであれば、刑事告訴をします。

と掲載したのです。
これにより、誹謗中傷を止めないものには、名誉毀損・脅迫容疑で摘発可能となったのです。

実際、この警告文によって書き込みは激減したのでした。

2009年2月、犯人一斉摘発へ

それでも止めない悪質な者に対しても、大島は対処をします。

殺人予告等の悪質な書き込みに対しては、警察が裁判所にて「捜索差押許可状」を受け取ります。
その許可状をサイト運営会社等に持っていけば、書き込みをした人物の名前や住所といった情報の開示を求める事が出来るのです。

この方法を使用して2009年2月に、前述の警告文を無視して誹謗中傷の書き込みを行った19人を一斉摘発しました。

犯人は、無差別批判を行うネットジャンキーのみならず、国立大学職員や専業主婦もいたのです。

結果、最も悪質なカキコミを行った3人が脅迫容疑で、4人が名誉毀損の疑いで書類送検と、合計7人が立件されたのでした。

2011年6月に結婚、現在は講演会を行う

以上が爆報!THE フライデーで放送された、スマイリーキクチ中傷被害事件の概要です。

このように大変な目にあったスマイリーキクチですが、事件が一段落した2011年6月に、18年の交際を経て彼女と結婚したのです。

そしてスマイリーは10年にも及ぶ自身のこのような体験をいかし、現在はインターネットの正しい使い方を教える講演会を全国で行っています。

ネット上の情報には、いい加減なものもあるという事を分からなかったごく一部の心無い者達によって、10年という長い年月を苦しまなくてはなりませんでした。

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そのような者達の脅迫のせいで、彼女との結婚に至るまでに18年もの歳月を費やしたため、年齢的にもう子供はできないものだと思っていました。
しかし番組放送から3月後の2016年6月8日に、待望の第1子が誕生したのです。
その際に、不妊治療を受けていた事を明かしたのです。

あまりにも気の毒な事件でしたが、元気な子供が生まれた事がこの事件を知る私達への一服の清涼剤となったのです。

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