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ダークダックス 佐々木行氏が患った一過性脳虚血発作と脳梗塞の違いは一時的か慢性かの差

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日本が誇るボーカルグループ・ダークダックスのメンバーの佐々木行(ささきとおる)さんが、6月20日に心不全のため亡くなりました。

ダークダックス自体のご活動をこの何十年くらい見ていないので、どうされているのかと思っていたのですが、1997年末に一過性脳虚血発作を患っていたのでした。
そしてさらに脳梗塞にもなってしまい、その後遺症もあったために、療養中だったのです。

どうりで少なくともこの20年は拝見する事ができなかったわけです。

一過性脳虚血発作と脳梗塞の違いについて簡単に説明すると「一時的な脳梗塞」が一過性脳虚血発作と言ってよいでしょう。

一過性脳虚血発作の多くは数分から数十分

ある時突然体の一部に力が入らなくなる事があります。
右手が動かない、左足に力が入らずが動かない、などなど。
不安になりながらも様子を見ていると、数分から数十分で元通り動くようになる、長くても24時間以内には治る。

一過性脳虚血発作(TIA : Transient Ischemic Attack)の症状が、まさにこういった状態なのです。

脳内の動脈が、血の塊(血栓)によって一時的に詰まる事によりこういった半身麻痺の症状が表れ、脳細胞が壊死する前に血栓が取れて再度血流が復活すれば、脳細胞が元通り機能し半身の運動麻痺状態は消失します。

症状が数分から数十分、長くても24時間以内なので「一過性」脳虚血発作というのです。

佐々木行さんもおそらくこういった症状になったのでしょう。

脳梗塞は血管が詰まった常態が継続する

それに対して脳梗塞は、脳の動脈が血栓で完全に詰まり、脳細胞に栄養や酸素が行き渡らない状態が長く続いた結果、その部位の脳細胞が完全に壊死してしまうのです。

一過性脳虚血発作が一時的なのに対し、脳梗塞は慢性的に血管が詰まってしまうという事です。
これが一過性脳虚血発作と脳梗塞の違いです。

一過性脳虚血発作は脳梗塞の前ぶれと思っても良いので、一度でもその症状が出たら細心の注意をする必要があるのです。

佐々木行さんに脳梗塞に対する気構えを教わった

佐々木行さんの生年月日は1932年2月18日なので、1997年末というとまだ65歳というお若い時に一過性脳虚血発作を発症した事になります。
そしてその後脳梗塞も発症してしまいます。

18年以上も病気療養された事になり、大変だった事でしょう。

知らない人がそういった病気を発症しても、私達はあまりと興味を持たないものです。
ところが知っている有名人が何か病気を患うと、あたかも知人がそうなったかのごとく、その病気について知ろうとするものです。

今回ダークダックスメンバーの佐々木行さんが亡くなった事により、今後一時的な麻痺が発生した時に
「すぐ治ったから病院に行かなくてもいいや」
と安易な考えをしてはいけないという事を学ばせていただきました。

戦前の厳しい時代を生きた方がいなくなるのは、本当に寂しいものです。

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